受験の受かり方

受験生応援用のブログです。今の偏差値が55以下なら、3ヶ月あれば偏差値10くらい

図形問題

何種類かありますが

 

角度と長さを書いていって、相似と合同をさがす問題

同じ形を見つけて面積を求める問題

共通の追加の部分を見ると高さや辺の長さを共通で持つ図形になり簡単に比較できる問題

 

あたりがほとんどで、

60度30度90度の直角三角形・正三角形・直角二等辺三角形を中心とした二等辺三角形

正方形・長方形・平行四辺形・台形

正N角形(6が多い)

の特徴であったり、

錯角・同位角

だったり、

を補助線を使いこなしながら解いていくことが必要で、メタ的な思考が苦手な10-12歳位だと何をどうすると解ける判断をさせるのはかなり難しいです。

そのため、ひたすら問題を解かせて解法のパターン認識させて、ほとんど閃き的に手段を選択して問題を解けるようにするのが早いです。アプローチは数種類しかないので、下手な銃でも数打ちゃ当たる、に近い感じ。

 

そして、わからない問題を延々考えさせて思考力的なものを鍛えようというアプローチよりは、問題見て五分やってダメなら答え見て読んで理解して、って形で大量に問題をこなすのがいいです。

その前段階として、一通りの基礎知識と基礎問題の演習はやらないといけないので、5年生くらいまでに一通り出来てるのが楽ですが、小6で詰め込んでも間に合いはします。

算数どこから始めるかの話

捨てていい単元とかないのと、複数単元が組み合わさっている問題が入試では多いので、地道に全部やるしかないです。

 

よく躓く点としては、比・割合、速さ、つるかめ、図形(相似・合同)、場合の数・確率、あたりだと思いますがそれぞれ何パターンかあるので、ひたすらやり方聞いて解けるようになるまで問題演習を繰り返すしかないです。

 

得意不得意がある科目ですが、積み重ねなので、出来るようにはなります。

ただ、苦手意識持つとずっと嫌いで苦手になりがち(解く量が減ったり効率が悪化したりしがち)なので、出来る経験をメインに積ませてあげた方がいいです。

 

ということで、時間がめちゃめちゃかかる科目なので計画的に。

 

(トータル200時間くらいやらないと分野と問題一通りさらうのすら厳しいと思います。本人にやる気があれば3週間集中して毎日10時間とかやればなんとかならなくはないですが、オススメはしません。)

 

国語何から始めるべきか

国語、特に現代文についてはろくな教材がない、かつ予備校も基本ろくな教師がいないので、難しいところ。

教科書読んで理解できるレベルの読解力があれば、あとは現代文という科目の理解と演習(センター大問1と志望校過去問)くらいで十分な気がするし、教科書読んで理解出来ないレベルの読解力だと、そもそも受験しない方がいいと思うので、大学受験では時間かけるだけ無駄な科目。

 

中学受験では点数取れるので、きちんと時間かけてやった方がいいです。

 

古文は、単語覚えるのと古文上達とかで文法含めた演習二周くらいであとは模試と過去問だけでいいと思います。実質和訳するだけの科目なので、結構学校の先生に添削頼んで意味ある科目だと思います。

 

漢文は漢文道場とかで、きちんと書き下し文書けるように出来るとだいぶ差がつくので時間ないなら優先度高いです。

でも、漢字やら背景知識やらに造詣が深くないと限界がすぐ来るので、そこから先頑張るかは戦略次第かな、というところ。

 

以上取り留めもないですが、大体こんな感じ!ではご武運を

英語何から始めるべきか

志望校の傾向と現在のレベルにもよるんですが、基本的には中学レベルの英語文法を一周して、DUOの例文と意味を丸暗記して、あとはひたすら長文(問題解くよりも通読理解と音読)と文法問題(センターとかTOEIC7番)やるのがいいと思います。

 

DUO540文あると思うので、1日30文やっても20日かかるんですけどね。

 

成績伸ばすのに時間がかかる科目で飽きがちなので、60日1サイクルくらいでやる内容を変えながらコツコツ続けることが秘訣。

 

知らない単語は読めないし書けない。けど単語だけだと面白くないし続かない、という受験生が多いですが、みんな通ってきてる道なので心を無にして頑張りましょう

計算のコツ②

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計算のコツを具体的な問題で見ていきましょう。

灘中の算数の1の計算問題から。

 

ぱっと見めんどくさいですが、灘中は別に計算能力を重視してるわけじゃないので、大体簡単にできるようになってます。

この問題だと、式の左側の分数の足し算を、一回引き算に分解します。

例えば、

3/10 = (5-2)/2×5 = 1/2 - 1/5

2/35 = (7-5)/5×7 = 1/5 - 1/7

みたいな感じで分解できて、

1/2 - 1/5 + 1/5 - 1/7 + 1/7 - 1/11 + 1/11 - 1/13 = 1/2 - 1/13 = 11/26

と計算できます。

で、1 4/7 = 11/4 なので、式の右側は

30 ÷ (76 - ◻︎ × 4/11)

になり、両側に(76 - ◻︎ × 4/11)と26をかけて

(76 - ◻︎ × 4/11) × 11 = 30 × 26

76 × 11 - ◻︎ × 4 = 30 × 26

全部4で割れるので

19 × 11 - ◻︎ = 15 × 13

(20×10 + 9×1) - ◻︎ = 3 × 65

209 - ◻︎ = 195

◻︎ = 14

 

もうちょっときれいにとけるかもしれませんが、大体こんな感じ。

実際に計算するのは1番最後にしてできる限り楽に楽に、を意識することが大事です。

で、今回使ったこととしては

分数を分数の引き算の形に直せる、といことと、それを使って計算が楽になることがある、という話。

 

こんな感じで時々紹介していければと思います。

 

ではまた。

 

計算のコツ

こんばんは。

 

予告からそれて、計算について書いていきたいな、と思います。

 

まず、計算ミスを減らす方法ですが、2つあります。

①計算を簡単にすること

②よく出てくるものを覚えるまでやること

 

①計算を簡単にすること

例えば

11×12

を計算する時に2だけ先に掛け算して

22×6 = 44×3 = (40+4)×3 = 40×3 + 4×3 = 120 + 12 = 132

みたいな感じで、より簡単に計算できるようにするもの。

分配法則とか結合法則とか割り算とか掛け算とかをうまく順番かえて計算を楽にする。これができると時間短縮とミス削減が同時に進みます。

 

色んなコツがあるので奥深いんですが、応用的なものだと他にも次のようなものがあります。

13×17 = 10×20 + 3×7 = 221 (一の位を足して10になるときに成立)

11 × 21 = 10×20 + 20 + 11 = 231(分配法則を使って簡単な計算だけになおす)

この辺癖つけられると、計算問題で余裕が出ますので、中学受験では特に重要です。

いつかまとめてやります。

 

これに加えて、ある整数が3の倍数と9の倍数になるパターンとかをサッと確認出来るようにする、とか(各位の数字を足して3とか9の倍数になってるかどうか)


②よく出てくるものを覚えるまでやること

中学受験だと3.14の1〜7倍くらいまで覚えてしまうと一気に楽になります。

大学受験だと、因数分解とか。

13の倍数と、17の倍数とかを100まで覚えてると楽です。

13,26,39,52,65,78,91

17,34,51,68,85,102

そろばんやってた人って、全部その場で計算してるわけじゃなくて、やったことある計算がスキップされるから結果的に速くて、やったことある計算の反復量と種類がハンパじゃないだけだったりしますしね。

 

人間難しい計算は大体間違えるので、できる限り楽に、が大事です。

頑張って計算したから点数くれるわけじゃないので手を抜けるところは手を抜きましょう。

 

ではまた